クローン病を持っているからといって、運動自体に制限はほとんどありません。むしろ体を動かしたほうが良いかもしれません。
ウォーキングやスポーツ、体に無理なくすれば健常の方と同じくストレス解消にもなるし、代謝を促進できるかと思います。
IBD(炎症性腸疾患)をお持ちでありながらプロアスリートも数人いらっしゃって、患者=スポーツできないというわけではありません。
ただ、再燃時や栄養状態があまりよくないときは、言うまでもなく控えたほうが良いでしょう。
主治医と相談して、可能ならば少しずつ体を動かすと良いと思います。
クローン病は完治することはなく、現時点では一生付き合っていかなければなりません。当然体調の悪い日もあり、それが出現する確立は健常の方より断然高い比率だと思います。
そんな中でも、クローン病を抱えているとはいえやはり仕事をして収入を得なければなりません。
正確な統計を取ったわけではありませんが、管理人の知る範囲で申し上げると、ほとんどの方は何かしらの仕事・または学生の方なら学業をしっかり行ってらっしゃいます。中には比較的肉体系の仕事をしてらっしゃるかたもいて、病気があるイコール屋内仕事(事務など)ではないようです。(管理人は一日中パソコンとにらめっこですが)
このように、ご自身の得意なこと、就労環境、体調の維持、周りの理解さえあれば何ら健常のかたと変わらず就労は十分可能です。
ただし、無理をせず、体調が一番最優先に考えなければならないと思います。なぜなら体あってのことですから。
クローン病での痛みの大半はイレウス(腸閉塞)によるものと思われます。ほかにも炎症による痛みもあるかと思いますが、私の過去の症状なかではイレウスがもっとも痛みが強かったと思います。
当時(約20年位前)は病院内でも私しかクローン病患者がおらず、また先生方も探り探りの状態で、半ば実験的、テスト的に治療を行っていたとおもいますが、ある日症状がある程度落ち着いたので食事の許可がでました。
私自身もなんだか調子がよく思えましたし、先生が食事の許可を出したので何の疑いもなく食事を取ったところ、その晩イレウスを起こしてしまいました。
このように、たとえ発熱などの症状や血液検査の異常が認められなくとも、潰瘍によって腸管が狭くなってしまい通過障害を起こすこともあります。
腸管が狭くなった状態で食事を採ると閉塞をきたし、激痛が発生します。どのくらい激痛かというと、意識ははっきりしているのにその痛みを実感しなければならなく、わずか1分が1時間にも2時間にも感じます。私の場合は「いっそのこと殺してくれ」とも思いました。
クローン病の典型症状として炎症のほかに、このように潰瘍(敷石状潰瘍や縦走潰瘍)が発生します。それに伴う腸管通過障害の場合、潰瘍が薬物療法や輸液よ療法が効果をなさない場合は外科手術の適用となります。
このような症状は患者さんによって出現したりあるいはそうでなかったりしますが、ともあれ重篤な症状に陥らないようにできうる、ご自分の症状に見合った解緩維持の方法を見つけていきましょう。
日本人が大好きなラーメン。冬場は特にあったまるし、なによりおいしいし。いいですよね〜〜。
しょうゆ、とんこつ、みそ、坦々麺…くぅぅ〜〜食べたいですね。
しかし、クローン病患者さんにとっては非常にとりづらい食べ物です。
なぜか?
ラーメンって麺・具・スープの構成ですが、言わずもがな具のチャーシューは肉ですのでよろしくありません。動物性脂肪で炎症を引き起こしやすくなります。コーンやシナチクは硬いので腸に負担をかけます。
スープのダシは?原料は豚骨・トリガラといった動物由来のものがほとんど。なので具同様脂肪分が多く含まれます。通常の人もそうですが、塩分のとり過ぎはよくありませんし、香辛料も多く含まれやはり腸に刺激を与えてしまいます。
麺は小麦粉が原料ですが、よ〜く茹でないと硬いし、だいいちのびた麺なんかおいしくないですよね。
そういったわけで、ラーメンはクローン病の敵の宝庫(?)です。
とはいえ絶対にダメではありませんので、もし少量でも食べられるのならそれはそれでOKで、強烈な我慢をすることもないと思います。
ご自分の症状をよく理解して食べても大丈夫なのかどうかを見極めましょう。
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